側弯症(そくわんしょう)とカイロプラクティック

- update更新日 : 2018年08月17日
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機能性側弯と構築性側弯

側彎症は、一時的な機能性のものと、病気などによる構築性のものがあります。
機能性であれば、カイロプラクティックによって改善することはできますが、構築性の場合、カイロプラクティックをはじめとする徒手療法では治ることがないとされています。機能性の場合、原因が椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの痛みによって逃避姿勢として彎曲しているので、その原因となっている問題を解決できれば改善できます。問題なのは構築性の場合です。これは医学的見地からいっても原因がはっきりわからないため、症状の経過観察をして矯正器具を装着したり、場合によっては手術によって改善させる方法になります。また、自然治癒はしない、運動療法や徒手療法も意味がないとされているのが現状です。

腰痛による機能性の側弯

機能性側弯豊洲

構築性の側弯(肩こりや腰痛がありました)

構築性側弯豊洲

カイロプラクティックの施術は有効?

しかしながら、カイロプラクティックの臨床上の経験から、改善する場合があると言えます。少なからず、側弯症のゆがみによる痛みなどの症状は改善することが可能だと考えます。また、ケースによっては、側弯の進行を遅らせることも可能だと思います。構築性の側弯症と診断を受けた方の施術をする中で感じることは、構築性(原因が不明)による側弯だけではなく、多くの場合、機能性の問題も抱えているということです。構築性側弯の状態に機能性の問題が重なっているのです。その2つの問題によって腰痛などの痛みを引き起こしていると考えます。よって、まずはカイロプラクティックのできる機能性の問題にアプローチをしていけば、少なくとも痛み を消失、もしくは緩和させることができるのです。
側弯症で痛みなどの症状がある場合、一度カイロプラクティックの施術を受けてみてください。