007 生理痛による腰部の痛み

30代女性 立ち仕事(販売) 東京都墨田区にお住まいの30代立ち仕事の女性販売員

以前より生理痛がひどく生理が始まると腰痛、腹痛、頭痛と全身の倦怠感で起きるのも苦痛になる。毎回市販の鎮痛剤を服用しているがそれもだんだん効かなくなってきた。今回は生理がはじまる直前に来院。

骨盤矯正豊洲
初回時、腰の可動域検査で左の腰が少し痛む。また右股関節にも動かすと痛みが生じる。状態は左仙腸関節に負担がかかり、右の股関節は外側に変位。また腰椎 前彎(腰骨の前へのカーブ)の減少。体を支えるバランスが悪く左骨盤と下部腰椎で支え右側に体重がかかりづらい状態であった。施術はこの偏ったバランスを 戻すことからはじめる。腰椎から股関節にかけてついている腸腰筋の緊張をとり、腰椎前彎を回復させる。また働きの悪い右側の腰椎と股関節に可動性をつけ左 右の関節で体重をかけられるようにする。数日後に生理がきたが生理痛が軽減。特に腰痛に関してはほとんど痛みを感じなかった。バランスの悪さが強いため、 その後も回数を重ねて施術を継続する。豊洲腰痛
コメント:今回のように1回で軽減することは非常に稀といえます。特に生理痛や内臓機能の低下やアレルギー体質などは長年の癖や生活習慣によってゆがみが 生じる事で症状として現れていますので、そう簡単に変わるものではありません。実際、この方は施術を継続していたものの次の生理時は痛みが増加してしまい ました。今回は症状として施術時に腰痛があったので腰痛自体が改善した為と考えられます。その後施術を継続していく事で約15回の施術で薬を服用しなくても生活できるまで回復しました。生理痛などの原因は様々なものが考えられ複数の原因が重なり合っていることが多く、その根本原因を一つずつ取り除いていく 事が改善のきっかけになると言えます。