081 腰痛(腰が抜けるような違和感)

東京都江東区有明にお住まいの30代男性デスクワーク

お風呂掃除をしていて右手を前に伸ばした瞬間、腰にピリッとした感じがあった。すぐに動作をとめてゆっくりからだを起こすと痛みはなかったが、腰が抜けたような感じで違和感があった。その後、痛みはないが腰が不安定な感じで恐い。その翌日から、仕事で座位を続けていると腰に痛みが出始めたため来院された。

豊洲ギックリ腰
来院時、動作で強い痛みはないものの腰のやや右側に違和感があり、不安定な感じが恐い。バランスをチェックでは、胸椎から腰椎にかけての背骨のカーブが崩れていて、胸椎と腰椎のカーブの変わるあたりで後へのカーブが強くなっていた。この状態は下部胸椎および上部腰椎の関節が開いているため、からだを背骨全体で支えられず筋肉が頑張ることで支えている状態であった。緊張した筋肉を緩め、胸椎、腰椎が正しくはたらくように矯正。左右のバランスにも問題があったため、骨盤、股関節の矯正によって前後左右のバランスを改善させた。3回の施術で、痛み、違和感ともに改善され恐い感じもなくなった。豊洲カイロぎっくり腰
コメント:原因はデスクワーク時の姿勢にあったと思われます。風呂掃除はきっかけでしかありません。デスクワーク時の姿勢を再現してもらうと、背中や腰に強い負担をかける姿勢でしたので負担の少ない座り方をアドバイスしました。背骨のカーブには、生理的彎曲といってS字のカーブが必要です。このカーブが崩れているとからだは正しく支えられません。どこかに負担を強いることで何とか維持します。この状態がさらに悪くなるとぎっくり腰などの急性症状にもつながります。常日頃からできるだけ負担の少ない姿勢を意識することが大切です。きっかけによる痛みだけではなく、根本的な原因を良くすることが安定した状態を維持することにつながります。