101 重心の偏りが原因の痛み(右重心が招いた症状)

東京都江東区豊洲・東雲・有明にお住まいの50代・30代・20代男性デスクワーク

それぞれ腰痛、骨盤痛、股関節痛の症状で3名の方が来院されました。年齢は、50代、30代、20代と異なりますがいずれも男性で主にデスクワークです。この3名の方は、いずれも突然痛くなったとのことで急性症状でした。重いものを運んだとか、無理な体勢をしたとか、特に思い当たることがないということです。ただし、共通することとして以前から慢性的な腰痛があり、整形外科で椎間板ヘルニアもしくはヘルニアの可能性があるということを言われていました。さらに、ここ2週間くらい、仕事で座位が長時間であったとのことです。また、施術前の検査と姿勢分析によって、右足に体重をのせるクセが非常に強いことが判明し、3名の方に共通していました。慢性腰痛豊洲
施術は、まずは各症状を改善するように行いましたが、同時に、右重心を改善させるように腰椎や骨盤、股関節にアプローチして、偏った重心を改善することを目指しました。3名の方とも、2~3回の施術で症状自体は改善しました。症状が現れていない状態でも日常的に不安定な状態であったこと、身体にとって大きな負担となる長時間座位が続いたこと、このことがきっかけとなってしまいましたが、本当の原因、つまり根本原因は右に偏った重心です。それにより各箇所に大きな負担がかかってしまいました。これを改善しない限り、すぐに再発する可能性が高いといえます。その後、それぞれ数回、施術を継続して行い、メンテナンスの施術に移行しました。慢性腰痛
コメント:今回のケースで、改めて根本原因を追究する必要性と重要性を認識しました。また、言い換えると根本的な原因が同じであっても、症状が出る箇所は異なるということです。重心を変えるための施術と同時にクセを理解して、ご本人に重心を気をつけてもらうことが必要だといえます。カイロプラクティックは、常に現れている症状の奥に視点をおいて施術を行ないます。痛み止めの薬やマッサージなどで緩和させる対症療法とは異なります。再発するひどい症状でお悩みの方はご連絡ください。ご質問、ご不明な点がある方は遠慮なくお尋ねください。