急性症状は適応です
ぎっくり腰の時はどうすればいいの?
来院中の方に「ぎっくり腰の時ってカイロを受けて良いのですか?」と聞かれました。すぐに「はい、大丈夫です。」とお答えしました。ぎっくり腰の時はカイロプラクティックは良くないと思っていたそうです。もちろんケースバイケースではあります。あまりにも激痛で動けない、起きあがれない、歩けないなどの場合、来て下さいと言っても無理ですからね。また、病気が原因となっている場合は適応外です。豊洲カイロプラクティックでは、「歩いて来院できるのであればいらしてください。」とお伝えしています。
なぜ、早めの対処が必要なの?
以前もお伝えしましたが、急性症状は突然悪くなったわけではありません。悪い下地がしっかりできてしまったうえで引き起こされています。重い物を持ったとか抱っこをしたとかは本当の原因でありません。引き金となるきっかけです。ですから、少しでも早い回復をするためにも、早い対処が必要となります。今度は回復させるための下地づくりが必要です。急性症状の多くは、痛いのをがまんして1週間でも放っておけば症状は軽くなっていきます。しかし、治ったわけではありません。根本原因を回復させることを考えると、放っておくことは明らかに時間がかかります。よって、急性症状の場合、早急な対応が早期改善につながります。施術はいきなり無理やり動かしたりすることはありません。状態を見ながら行います。おおまかにお話すると、まず負担がかかっている部分をできるだけ解放させます。そのうえで、はたらきの悪い部分が必ず存在していますので、そちらにアプローチします。とにかく優先は負担箇所の解放です。症状が軽減して負担箇所の解放がうまくいけば、次の段階を考えます。
ギックリ腰などの急性症状に対してカイロプラクティックの施術は適応であり、早期対応が早期改善につながりますので急性症状になってしまった場合、早めに対処しましょう。これは、ぎっくり腰だけではなく、寝違えや筋違えなども同様です。急性症状でお困りの場合はご連絡ください。(※施術の前にお話しをお聞きし、お身体のチェックを行います。その際にカイロプラクティック適応外と判断した場合は、医療機関の受診をお願いしています。)