外傷後のカイロプラクティックケア
カイロプラクティックの施術は外傷自体への治療はできません
カイロプラクティックの施術は、外傷(捻挫や骨折など)に対して治癒させることはできません。カイロプラクティックの施術そのもので炎症を消すこともできません。基本的には禁忌症となります。しかしながら、カイロプラクティックは原因を追究しながら施術を行ないますので、炎症が起った原因によっては施術が可能です。(身体のバランスが悪く関節に負荷がかかり過ぎた結果、関節に炎症が起きている場合、負荷がかからないようにしてあげる施術は可能ということです。)
さらに外傷性の問題によって起こり得る二次的な問題に対してもケアができます。外傷に対して直接的な効果は期待できませんが、早期回復と悪い影響の拡大を防ぐといった点においては有効であると思います。例えば、腰を強打して炎症が起こり腰痛となった場合、打撲による炎症は抑えることはできませんが、バランスを整え神経系の働きを改善させることで腰痛の早期改善に努めることは可能です。また、痛みをかばうことによって身体のバランスが崩れてしまうことが多々ありますが、それを防ぐことができます。
カイロプラクティックの役割と意味
要するに、外傷後のケアとしては有効性があり、外傷が原因となって起こる身体の二次的な問題を防ぐことには効果があるといえます。カイロプラクティックの施術は、神がかり的なことを行っているわけではありません。理論根拠を前提にケアが可能かどうかを判断し施術を行ないます。これらがカイロプラクティックの施術であり、カイロプラクティックの特徴であると言えます。よって、ケースによってはケアが有効ではないと判断することもあります。今後もカイロプラクティックの施術によってできることを冷静に判断して、皆様の健康ケアにあたらせて頂きます。症状など、ご不明な点は遠慮なくご質問ください。