100 胸腰移行部後弯による腰痛

東京都江東区豊洲にお住まいの50代男性デスクワーク

以前から慢性的な腰痛があった。今朝、突然、起床時から腰に痛みがあり起き上がれない。ようやく起き上がり、何とか動いていると痛みは少し落ち着いてきたが、座ってしまうと腰が固まって立ち上がれなくなり、腰も強く痛む。10年前にはレントゲン検査にて、腰椎の間隔が狭くなっていると言われたことがる。

豊洲ギックリ腰椎間板ヘルニア
来院時、姿勢をチェックすると身体がやや前傾で右側にゆがんでいて、上半身を起こせない状態でした。何とか歩けるものの身体を起こそうとすると痛みがあり腰が固まってしまいます。痛みをお聞きしながら、各種検査をしたところ、脊柱のバランスが崩れたことによって腰部に負担がかかり患部に炎症が起きたと判断しました。脊柱の、胸椎と腰椎のカーブが変わる付近(胸腰移行部)の関節が機能不全をおこしていたため、胸椎と腰椎を矯正しました。施術後は、前屈(身体を前に曲げる)では、やや痛みが残るものの動作や歩行での痛みが大幅に軽減され、姿勢も起こせるようになりました。その後、3回の施術でほぼ痛みはなくなりました。日常生活での姿勢や体勢、動作のアドバイスをお伝えしました。

豊洲ぎっくり腰

コメント:今回は、急性的に症状が現れたケースです。すぐにご連絡を頂き、早急に施術を行なえたことが早期改善につながりました。急性痛の場合、ケースにもよりますが早急に施術を行なうと、早期回復が見込めます。時間が経つと辛い状態を回避しようとするため、バランスの悪い状態が続き、身体が固まってしまうことが多いので、歩くことが可能であれば直ちに対処をしてもらうことをお勧めします。長時間座っていると背中が丸くなりやすく、胸腰移行部の本来のカーブが失われやすいので、座り方には注意が必要です。この方もここ2週間は出張のため移動が多く座っている時間が長かったそうです。デスクワークの方は座り方には十分気をつけましょう。