112 股関節痛(歩行をすると痛む)

東京都江東区有明にお住まいの50代女性デスクワーク

2週間前から右足のお尻から太ももの横あたりに痛みを感じるようになった。座っていると問題はないが、立って歩き出すと徐々に痛みが増してくる。はじめは筋肉が張っているような感じであったが、痛みに変わってきた。何となく右足に体重をかけづらく不安定な感じがする。2年ほど前にも同じようなことがあったが、その時は3日くらいで気にならなくなった。特に思い当たることはない。

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各検査および姿勢バランスチェックをしていくと、変形性などの器質的な問題がある可能性は低く、バランスの悪さによって右の股関節に負担がかかっていると判断しました。特に腰椎の可動が制限されていて、右の股関節に大きな負担がかかっているようでした。施術は股関節のけん引・腰椎と骨盤の矯正を行いました。施術後は明らかに痛みが軽減し右脚に加重しやすくなりました。施術だけではなく簡単なストレッチとエクササイズをお伝えし、3回目の施術後には、ほぼ痛みは消失しました。

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コメント:股関節の症状は、腰椎や骨盤の仙腸関節に問題があるケースが多くあります。これは股関節の運動が腰椎や骨盤の動きと連動していて、一つのユニットとして働くようにできているからです。よって、症状は股関節に現れますが原因は腰椎や骨盤の機能不全によることが多いのです。もっといえば、姿勢の悪さが腰椎や骨盤に負担をかけている可能性が高いので不良姿勢が根本原因とも言えます。器質的な問題や外傷での症状でなければ、日常生活での悪い姿勢や間違った動作が影響して、股関節に負担がかかり痛みなどの症状につながっている可能性があるのです。カイロプラクティックは、身体全体のバランスと動きをチェックしています。静止状態のゆがみは本当のゆがみではない可能性があります。動作時に痛みが増すような方は、カイロプラクティックを検討してみてください。