114 筋緊張性頭痛

東京都江東区豊洲にお住まいの30代の主婦

朝起きると、何となく頭全体が重い感じがあった。気にせずに生活していると、夕方以降、後頭部からこめかみ付近にかけて頭痛に変わった。頭痛は後頭部はズーンとした感じでこめかみ付近はキーンとする感じがする。1日経過しても変化がないため、頭痛外来を受診。そこで筋緊張性頭痛と言われ、筋緊張を緩める薬を処方してもらった。服用後は何となく楽になるが、頭痛はとれないため来院された。以前から強い肩こりがあり、ここ最近忙しく疲労がたまっていた。

片頭痛豊洲

来院時、後頭部から側頭部、前頭部にかけて頭痛がありました。頚椎の可動域検査や整形外科検査で痛みが増強されるようなことはありませんでしたが、後頭部の筋肉の緊張と頚椎と後頭骨の関節に動きの悪さがありました。バランスチェックでは姿勢が悪くストレートネックに近い状態でした。後頭部の筋緊張を緩め、頚椎と後頭骨の動きを回復させるように矯正をしました。さらに、ストレートネックにならないよう胸椎を矯正し、後頭部にかかっている負担の軽減を目指しました。施術後は頭痛が大幅に軽減され、継続した施術によって頭痛は消失しました。偏頭痛豊洲
コメント:頭痛は首の状態が関係していることが多く、筋緊張性頭痛や頚性頭痛はカイロプラクティックの施術で頚椎の調整を行うと改善できます。頭痛は原因が1つであることは少なく、様々な要因が複合して起こっていることが多いため偏頭痛と診断された方が改善するケースもあります。いずれにしても、頚椎の正しい安定した状態が損なわれていると頭痛がでる可能性が高くなりますので、日常的に正しい姿勢を意識して、頚椎へ負担がかからないように気をつけることが大切です。今回のケースも頚椎の状態が安定していて筋肉を緊張させなければ、頭痛にはつながらなかったと思いますので姿勢には気をつけてください。