142 骨盤のゆがみ(硬いところに寝ると痛む)

東京都江東区辰巳にお住まいの30代女性育休中

妊娠中から腰痛があった。2年前に出産し、出産後、腰痛は落ち着いたものの、硬い場所に仰向けで寝ると腰やお尻が痛むことに気がついた。日常生活に支障があるわけではないが、時々腰痛も再発するため、骨盤をはじめ身体に大きなゆがみがあるのだと思い、2人目の出産を考えているため来院された。

骨盤矯正豊洲

来院時、各検査では痛みなどはありませんでしたが、身体のバランスに大きな問題がありました。多くの女性に当てはまる腰の反り過ぎが強く、骨盤が開き、お腹が前に出ている状態でした。そのため、猫背となり身体全体のバランスが悪い状態でした。施術は、骨盤だけではなく腰椎と股関節、そして胸椎にアプローチをしました。急性症状ではなく日常生活に支障があるわけではありませんでしたが、バランス状態がかなり悪かったため週1回の施術を継続しました。床に寝てもらい確認しなが、また途中からは自宅でできるエクササイズをお伝えしました。徐々に改善し、およそ8回目にはほぼ気にならない状態になりました。豊洲骨盤矯正

コメント:反り腰は多くの場合、バランスを維持しようと猫背になります。また、腰椎の土台となる仙骨は後に起きてしまいます。この状態が日常化し、腰椎や仙骨の可動性がなくなると床をはじめフラットな場所に寝た際に、仙骨が床にあたってしまい痛みが現れていたと思います。いずれにしても、不良姿勢によって関節の機能性が低下した状態といえます。骨盤のゆがみは、骨盤の仙腸関節を矯正すればよいわけではありません。全体のバランスを考慮してケアをしなければ、その場限りの改善でしかなく根本的な解決にはなりません。今までとは異なる何かしらの痛みや違和感などの症状がある場合、身体に悪い変化が起こっています。対症療法のような、その場限りの状態改善や症状緩和ではなく、根本的な解決を目指すためにも、関節の動きの専門家であるカイロプラクティックの施術をご検討ください。ご質問などは遠慮なくお尋ねください。