157 四十肩

東京都江東区豊洲にお住まいの40代女性デスクワーク

半年前、右腕を動かすと右肩の前が痛むようになった。その後、徐々に痛みが増してきため、3カ月前に整形外科を受診。レントゲンを撮り、四十肩と言われて「できるだけ動かして。」とのアドバイスを受けた。しかし、動かすと痛みが強いため、できるだけ動かさないようにしていたところ動かせる範囲が狭くなってしまい、不安になったため来院された。

肩の痛み豊洲

来院時、右腕を上にあげる時に右肩の前と外側に痛みがありました。検査や触診などから右の上腕骨が前内側へずれていて、常に肩関節に関係する腱が緊張し滑液包という部分に炎症が起こりやすい状態にあると判断しました。こういう時は無理に動かすとかえって痛みが強くなることもあります。施術は、まず問題の部分に負担がかからない状態で動かせるよう周辺の筋緊張を緩和させることからはじめました。その後、少しずつ痛みがない範囲で動かすことを繰り返し、関節可動域を拡げていきました。合計6回の施術で、違和感はあるものの痛みなく、動かせるようになりました。その後はセルフケアとしてストレッチとエクササイズで積極的に動かしてもらいました。

豊洲右肩痛み

コメント:四十肩といわれる肩関節周囲炎の多くの場合、負のスパイラルに陥ります。痛みがあるから動かせない。動かせないから固まる。固まるので痛みが増す。痛いから余計に動かせない。この悪循環が症状の改善を妨げ、悪化させることになります。重要なのは、痛みがない範囲で正しい方向に動かすということです。負担のかかる不良動作をくり返せば悪循環に陥ります。ただ単に、ぐるぐる回せばよいわけではありません。さらに、カイロプラクティック・ケアによって痛みが落ち着いた後が重要になります。このまま放置しておくと再び関節が固まる可能性があるため、症状改善の後には必ず正しい方向に動かすことが求められます。四十肩や五十肩の治療は、カイロプラクティックの施術とその後のセルフケアの2つがワンセットで考える必要があります。豊洲カイロでは、その方の症状に合った正しい動かし方をアドバイスしています。